まさきの活動日誌 -高岡市長 高橋まさきの活動報告-

東京電力福島第１原発事故を受け、富山、石川県は９日、大地震で北陸電力志賀原発２号機から放射性物質が拡散した事故を想定した原子力防災訓練を初めて実施しました。原発から半径３０キロ圏内の氷見市八代地区などの住民が、原発から約４０キロ離れた高岡市国吉小に避難する訓練が繰り広げられたほか、避難所で放射性物質の付着を調べるスクリーニング検査を行うなど、緊急時の即応態勢に万全を期しました。

鋳物メーカーの能作（高岡市戸出栄町、能作克治社長）が１７日、東京・丸の内の「パレスホテル東京」地下１階に、東京事務所とアンテナショップを開設しますが、オープンを前に視察をしました。「能作」ブランドの知名度が高まり、引き合いが増えたため、高岡市から事務機能の一部を移すということです。パレスホテル東京店には、手で曲げられる錫（すず）１００％の商品をはじめ、素材とデザインにこだわった製品１００アイテムを並べたほか、富山をＰＲするため、他社の製品や観光パンフレットも置きます。能作社長は外国人客が多く見込まれ、海外向け製品の反応も分かるので、高岡のアンテナショップとしての役割も果たしたいと話されていました。

震災瓦礫の受け入れを検討する中で、岩手県山田町を訪問し、瓦礫の仮置き場を視察しました。そこで現場の担当者から選別方法や広域処理の進み具合などについて説明を受けました。

高岡市の水防訓練が、高岡市葦附の庄川右岸河川敷などで行われました。約３５０人が土のう積みや救助訓練などで連携を確認しました。